【脱サラフリーランス】フリーランス転身前にやっておきたいこと５選

2023年12月4日2023年12月5日

こんにちは。

イラストレーター兼グラフィックデザイナーをしているしらかわみのりです。

今回は私が会社を辞めてフリーランスになった際、事前にやっておいてよかったと思ったことをご紹介します。

仕事用銀行口座とクレジットカードの開設

仕事用に事業者名義で口座登録をしておくと、お取引の際に便利です。できればこの口座に紐づいたクレジットカードもあると経費の分と生活分を分けて決済できるので確定申告の際にごちゃつかずに済みます。

事業開始した後から作っても良いのですが、事業を始める前に作っておいた方が仕事を進める上でもスムーズですし、経費や手取り収入の計算もしやすいです。また、１で述べた通り、フリーランスになるとクレジットカードが作りにくくなるので、そういう意味でも事前に作っておくのが良いです。

事業開始前に事業用の口座と口座に紐づいたクレジットカードを作りましょう！

会社員と比べ、毎月確実な収入源がないフリーランスは、社会からの信用度がとても低いのが現状です。その結果、稼ぎの額に関わらず、クレジットカードなどの信用審査には落ちやすくなってしまいます。

会社員の信用があるうちに複数枚作っておくと便利

特に楽天カードはポイントがたくさんつくので私も重宝しています。楽天PINKカードなら家族カードも作れて家計簿を作る際にも助かっています。

仕事用のメールアドレスを取得する

もし仕事用のメールアドレスが無い場合には早めに取得しましょう。（意外とわすれがちなので）

せっかくホームページから問い合わせをいただいても、アドレスが個人用のものだとお問合せを見逃してしまうかもしれません。

【重要】とにかくレシートを取っておく

フリーランスになったからには、黒字だろうと赤字だろうと毎年確定申告の必要があります。そのため、事業に使ったレシートはもちろん、直接関係ないレシートも取っておくとよいです。あとから経費申請できることが分かってからでは遅いです。

でもさすがに開業前のレシートはいらないでしょ？

いえいえ、開業前のレシートだって取っておいてください。

開業前のレシートもとっておくことで、もし事業に関係している出費であれば「開業準備金」または「開業費」という勘定科目で経費に分類できます。

開業前に購入したPCやキーボード、ワークチェア、PCソフトや学習費用など…当初は在宅勤務用に買ったものでも開業に必要だったのであれば経費にしてよいということになります。また、期間も定まっていないため、理論上は数年前の購入品でも経費にできます。が、概ね１年以内くらいのものが良いようです。

また、理論上は数年前にかかった費用も開業費とすることは可能ですが、一般的には、概ね開業前の数ヵ月から半年程度、長くても１年以内の準備費用を開業費とするのが妥当なようです。
セゾンのくらし大研究｜個人での開業前の準備費用は経費にできるの？

補足：私の経費管理方法

私の場合は開業前８カ月前から簡単な家計簿をつけ始めました。現金出納帳を使ったお金の収支が分るだけのとても簡単なものです。レシートはすべて残しておいて、ノートにペタペタと張り付けておきました。メールなどできている請求書はラベルをつけ、別フォルダで見れるようにしました。SUICAの利用履歴はモバイルSUICAから「SF履歴」を選ぶと出力できます。

振り返ってみると必要なものがすべて書き出されており、３月15日までの確定申告も怖くありません。（ちなみに確定申告でレシートを提出する必要はありません。ですが、もし万が一税務署の方が来られる事態になった際、根拠資料が必要なので取っておく必要があります。）